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メジャーリーグピッチャーの可愛いリュックの中身と日本製品の広がり

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メジャーリーグの本放送ではあまり見る事がないですが、試合前にリリーフピッチャー陣がブルペンに待機をしにグランドを横切る際、どこのチームでも大リーグピッチャーに似合わないようなかわいらしいリュックサックを下げた選手がいます。

これはリリーフピッチャーの中でも、もっとも経験の少ない投手に与えられる伝統的な役割で、リュックの中にはリリーフ陣がブルペンで食べるお菓子や、ヒマワリの種などが入っています

わざわざかわいらしいリュックにしているのは、しゃれっ気のある伝統みたいなもの。

これも大リーグの名物になっています。

 

ところで今日のニュースで、日本のお菓子「ハイチュウ」が大リーグ選手の中で人気が出て、だんだんとアメリカに浸透しているとの事。

その原因はボストン・レッドソックスの田澤選手がブルペンに持ち込んだ「ハイチュウ」だというのです。

 

おそらくこのハイチュウもかわいらしいリュックに入れてブルペンに持ち込まれたはずに違いありません。

実はハイチュウは何度もアメリカ市場に入り込もうとしたものの、なかなかうまく行かずとん挫してきたとの事。

しかし田澤選手が持ち込んだハイチュウが、選手間で評判になり、やがてボストン・レッドソックス自体がメーカーに「箱ごと送ってほしい」という要求を出したとの事。

そしてメーカーもボストン・レッドソックスのスポンサーになり、外野フェンスに広告をだしたところ、また口コミで広がり徐々にアメリカ市場に切り込んでいる、という話です。

 

たった一人の選手が持ち込んだハイチュウが、時間が経つにつれ段々と浸透してきた、これはメーカー自体が一生懸命に市場開拓に勤しんだ結果を追い越していく、これはなかなかすごいことです。

三敬鋼機㈱の本拠地、豊橋市の有楽製菓の商品「ブラックサンダー」も体操の内村航平選手がメディアで紹介して以降、そのすそ野を大きく広げました。

たまごっち」もそのようなメディアの登場で、広がってきた経緯を覚えています。

 

ビジネスを広げていくのには、時に思いもよらない話題性から広がっていくことがあります。

地道に良いものを作っていると、時間はかかっても受け入れられていくというのがよく分かる結果ですね。